高山 都   コートのトリセツ

研ぎ澄まされた審美眼と抜群のセンスで、23万人の Instagram フォロワーが憧れる、モデルの高山 都さん。一見なんでもないシンプルな装い、なのにとびきり素敵に仕上がるのは、独自の理論が息づいているから。気になるおしゃれ度アップのルールを、「高山さん×〈スタディオ クリップ〉コラボコート」主役の着こなしをもとに、教えていただきました。

  • 自転車の日も
    ちゃんとおめかし

  • 男の子の着こなしを
    参考にする

  • トラッドに
    ゆるさを忍ばせる

  • 冬の装いは
    アウター選びが重要

黒に赤いリップを効かせて
気分はパリジェンヌ

冬晴れの日は、あったかコートを羽織ってポタリング。白のクロスバイクは、じぶん好みにカスタマイズしたという本格仕様。「普段ロングコートを着ることが多いのですが、自転車スタイルはミドル丈で身軽に」(高山さん)。ポンチョ風コートとフレアデニム、裾広がりシルエット同士をさりげなくリンクさせたテクニックにも注目です。

「スリット入りで足さばきは良好。
お気に入りの自転車で
フットワーク軽くどこまでも」

小物を黒でまとめたコーディネート。「落ち着いた色が基調だから、カジュアルすぎず大人っぽく仕上がります」(高山さん)

  • 「ブラウスのフリルと少し立ち上げたコートの襟で、首もとにボリュームを持たせた分、ヘアはコンパクトに」(高山さん)。明度高めの赤リップは、ラフに塗って抜け感をプラス。

  • 黒の小物で統一をさせて、ほんの少しクラスアップ。「シューズは安心なフラットタイプを。エナメルなら動くたびツヤめいて、ペダルを踏む足取りも軽くなります」(高山さん)

コート以外のアイテムはスタイリスト・本人私物

アウトドアアイテムを
取り入れてアクティブに

「男の子のスタイリングには、ヒントがたくさん。レースブラウスやスカートなど甘めの服を着る日は、ボーイズアイテムを投入して、テイストを中和させてバランスをとるのが鉄則です」(高山さん)。20代以降、長らく足が遠のいていたライブやフェスといった音楽イベントにも、こんな甘辛スタイルで参戦する予定だそう。

「フロントボタンの開閉でも
甘辛バランスが変化。
気分で着こなしを楽しんで」

「フロントボタンの開閉でも
甘辛バランスが変化。
気分で着こなしを楽しんで」

「コートのボタンを首もとまできっちり締めて、襟をキリッと立てれば、ハンサム度がぐんとアップします」(高山さん)

  • 「テイストの駆け引きが重要だから、肌はシアー仕立てですっぴん風が基本です」(高山さん)。キャップはカラータイツとトーンを合わせることで、全体の統一感をアピール。

  • 機能性とデザイン性を兼ね備えた小物で、突然の雨にも慌てないおしゃれを。「カラータイツは、歩いたときに隙間からちらっと見えるぐらいがジャストバランス」(高山さん)

コート以外のアイテムはスタイリスト・本人私物

正統派スタイルはあえて
着崩してこなれ感を演出

秋冬の定番、トラッドスタイル。今年はどれだけラフに着こなせるかが、完成度を左右。「王道のPコートももちろんかわいいけれど、シルエットや柄に個性を宿らせた進化系デザインなら、羽織るだけで簡単に今っぽい装いが完成します」(高山さん)。身幅がたっぷりとしているから、インにタートルと白シャツを重ねてもゆとりは十分。

「Pコート風にきれいに着ても、
裾広がりシルエットだから
ラフさが自然と引き出されます」

「Pコート風にきれいに着ても、
裾広がりシルエットだから
ラフさが自然と引き出されます」

  • 太フレームのめがねで、少しのレトロ感と知的さを印象づけ。「ヘアは7:3の横分けに。作りこみすぎないように、手ぐしでざっくりとスタイリングしています」(高山さん)。

  • ノスタルジックな香り漂うスタイルの秘訣は、ブラウンの小物選びにアリ。「きちんと感があってカジュアルな、キャンバス地のバッグとローファーを選びました」(高山さん)

コート以外のアイテムはスタイリスト・本人私物

女性らしいロングドレスに
合わせた特別な日の装い

脱ぎ着の機会が多くなる秋冬。インドアもアウトドアも気が抜けないから、コーディネートはアウター選びが大切だそう。「スペシャルなイベントが増えるこれからの季節。ボリューム感のあるミドル丈のコートは、普段着としてだけでなく、フォーマルなシーンでも活躍します」(高山さん)。二連のパールネックレスをポイントで効かせて。

「襟は少し立てて
前開きのままさらっと着ると、
フォーマルにもマッチします」

パンツでも、スカートでも。合わせるボトムを選ばない裾スリット入り。「あたたかくてバランスを取りやすい、腰下に届く丈感もポイントです」(高山さん)

軽やかな着こなしを可能にする立体フォルムの理由は、肩から背中にかけ二重構造になったアンブレラヨーク。横からのシルエットにもこだわっています。

ボタンひとつにも、高山さんの美意識を凝縮。「あえて刻印など飾りのないプレーンなデザイン。ヴィンテージのような風合いの金ボタンにしました」(高山さん)

「Pコート風のルックスと、ポンチョのようなシルエット。冬スタイルに欠かせない2種類のコートの、いいとこ取りをしたようなデザインです」(高山さん)

パンツでも、スカートでも。合わせるボトムを選ばない裾スリット入り。「あたたかくてバランスを取りやすい、腰下に届く丈感もポイントです」(高山さん)

軽やかな着こなしを可能にする立体フォルムの理由は、肩から背中にかけ二重構造になったアンブレラヨーク。横からのシルエットにもこだわっています。

ボタンひとつにも、高山さんの美意識を凝縮。「あえて刻印など飾りのないプレーンなデザイン。ヴィンテージのような風合いの金ボタンにしました」(高山さん)

「Pコート風のルックスと、ポンチョのようなシルエット。冬スタイルに欠かせない2種類のコートの、いいとこ取りをしたようなデザインです」(高山さん)

  • センターで分けたヘアをタイトに撫でつけたら、黒のカチューシャをオン。「上品な輝きのパールのアクセと深紅のリップは、フォーマルシーンに絶対欠かせません」(高山さん)

  • ソフトな質感の黒のレザー小物を投入。靴、バッグともに女性らしいなだらかな曲線が目を惹きつつ、デザインはいたってシンプル。さりげなく上質さを感じるスタイルに。

コート以外のアイテムはスタイリスト・本人私物

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