インテリアの教科書
niko and ... FURNITURE & SUPPLY
APR.2023
(THEME)
小物使いで垢抜ける、
理想のリビングスタイル。
家の中でも、特に長い時間を過ごす場所であるリビング。基本の家具選びはもちろん、空いたスペースを飾り付ける小物使いへのこだわりも、気分の上がるおしゃれな空間のための大切な要素です。そこで今回は、1〜2人暮らしの住まいをサンプルにしたリビングづくりのアイデアをご紹介。インテリアスタイリストの遠藤慎也さんに、雑貨や植物を上手に取り入れるコツを教えてもらいました。
SCENE
小物のアクセントが光る、
自分ならではのリビング
お気に入りのグリーンや雑貨で
細部に個性を宿して。
大型の家具がいくつも揃うリビングの家具選びにおいては、見た目だけでなくそのサイズも頭を悩ませるポイントのひとつです。そこでおすすめしたいのが、コンパクトな大きさが特徴の〈リビングテリトリーシリーズ〉の家具。テーブルにソファ、テレビボードを並べても圧迫感が少なく、部屋のスペースに限りがあるという方にもぴったり。落ち着いた雰囲気の木目×スチール素材で、インテリア初心者でも難なく取り入れられるベーシックなルックスも魅力です。
メインの家具がシンプルなぶん、ワンポイントとなる小物使いにも気を配るとベター。たとえば、ソファに置くクッションにはカラフルなカバーを。ラグは目を引く大柄のものを選びつつ、テーブルよりひと回り大きいサイズを合わせてあげると、ほどよくアクセントになりながら空間全体のバランスも取ることができます。また、壁面や隅のスペースに植物を取り入れるのも◎。緑を差し色として利かせることで、ぐっと洗練された雰囲気の空間へとアップデートされます。
KEY ITEM
〈リビングテリトリーシリーズ〉の
ソファとテーブル
奥行きが深く、ゆったりと座れる2人掛けソファ。ほどよいサイズ感で幅を取りすぎず、肘掛けや脚が細身なので空間をすっきりと見せてくれます。天板下のスペースはオープンになっているので、趣味のグッズをディスプレイして楽しむのもおすすめです。また、テーブルは高さを5段階に調節でき、さまざまなシーンに対応可能。普段は写真のように3段階目に設定しておき、ちょっとした作業をしたいときには高さを上げてデスク代わりに、なんて使い方も。
リビングテリトリーシリーズ
リビングテリトリーシリーズ
KEY ITEM
〈リビングテリトリーシリーズ〉のラック
アイデア次第でさまざまな使い方ができるラックを、ここではグリーンスタンドとして活用。ウッド素材とグリーンの相性のよさに加え、さっとお手入れができるようガーデンツールを棚に置いておけるので、機能面もバッチリです。2段までスタッキングできるため、あとから植物の数が増えても安心。ほかにもサイドテーブル代わりにしたり、背面のスリットにコードを通して小型のテレビボードとして使ったりと、 あらゆる場面で活躍するアイテムです。
リビングテリトリーシリーズ
おすすめの合わせ買いアイテム
〈オールドスミス グリーナリー〉の
ポットとガーデンツール
グリーンの見栄えを引き立てるポットやポットカバー、インテリアの一部にもなるおしゃれなお手入れグッズなどが揃う、ニコアンドオリジナルの雑貨シリーズ〈オールドスミス グリーナリー〉。どんな植物を置くかだけでなく、周辺のアイテムにもこだわって選ぶ楽しみを広げてくれます。好みのアイテムで鉢植えを着せ替えてあげれば、植物にもより愛着が湧くはずです。
ディスプレイする際には、スタンドやラックを活用して不揃いな段差をつけてあげるのがポイント。さらに工夫を凝らすなら、吊るせるポットカバーでグリーンを浮かせるなんてテクニックもおすすめです。種類豊富なアイテムを組み合わせて、オリジナルな癒しのスペースをつくってみてください。
の商品一覧
生活感が少なく部屋に馴染むスプレーボトルを近くに置けば、こまめな水やりだって楽ちんに。
オールドスミス グリーナリー
ナチュラルテイストな空間のアクセントになるブリキのポット。アースカラーなので植物とも好相性。
オールドスミス グリーナリー
S〜L展開が嬉しい削ぎ目デザインに、ボックスタイプやジュート素材など、ポットのバリエーションも充実。
オールドスミス グリーナリー
オールドスミス グリーナリー
オールドスミス グリーナリー
オールドスミス グリーナリー
オールドスミス グリーナリー
オールドスミス グリーナリー
オールドスミス グリーナリー
家具に似合う照明1
〈ニコアンド〉のシーリングライト
無骨なブラックの支柱が、〈リビングテリトリーシリーズ〉のスチール素材とリンク。クリアな電球も相まって、インダストリアルな雰囲気が部屋全体を引き締めてくれます。3組のライトは個別に回して位置調整ができるので、場面に応じて部屋の照らし方に変化をつけて楽しめるアイテムです。
家具に似合う照明2
〈ニコアンド〉のペンダントライト
シルバーのワイヤーが特徴的なペンダントライトも、ウッド×スチールの硬質なインテリアと好相性。光量は控えめなので、リビングの一角のディスプレイを照らすように吊るしたり、スタンドライトなどと組み合わせて使うと効果的です。
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Profile
遠藤慎也
BOOTSYORK主宰。 立教大学社会学部を卒業後、インテリアスタイリストを目指して、バンタンデザイン研究所に入学。窪川勝哉氏に師事し、その後独立。おしゃれなインテリアのノウハウは、取り入れやすいと多くの人から支持され、ファッション雑誌やウェブマガジン、カタログなど幅広い媒体で活躍中。Styling_ Shinya Endo
EDIT&DESIGN_BONITO(Rhino inc.)