About Fashion

夏はとにかくワンピースが着たくなる。
なかでもロング丈には目がないです。
中途半端な長さではなく、
足首までかかるぐらい長い丈のデザインを着て、
腕を出し、デコルテを見せる。
プライベートや仕事でたくさんの服を着て見つけた、
身長158cmのわたしのベストバランスだと思っています。

今日着た〈yuw〉のワンピースは、
2型とも長さが絶妙でまさにわたし好みのデザイン。
着てみて感じたのは、シルエットのきれいさ。
実際に袖を通してみるとそれが顕著に分かりましたね。
そして、ストレスを感じない着心地のよさも魅力的でした。

最近もたくさんワンピースを買いました。
着ていて楽ちんだし一枚でかわいい。
早朝ロケや忙しいとき、コーディネートに迷ったときの救世主。
足元はヒールでもフラットでもいける、
シーンによってカジュアルにも
フォーマルにも見せられる、そんな振り幅の広さが好きですね。
基本はシンプルですが、たまにキャップやスニーカーで
カジュアルにはずして楽しんでいます。

トレンド問わず、好きなものはずっと好き。
気に入ったものを長く着ることが多いのですが、
クローゼットに入りきらなくなると
流石にブラッシュアップしなきゃなって思いますね(笑)。
年齢を重ねると、
好きだった服がある日急に似合わなくなることもあるので。

今年に入り、髪の色をハイトーンにしました。
常にはみ出したいという願望があるんです(笑)。
嬉しいことにまわりのみんなにも好評なので、
今年はこれでいこうと決めました。
ファッションもまた新鮮な気持ちで
楽しめる感じもまたいいなって。

仕事に関しても、年齢による変化や環境の変化、
ステージの変化を怖がることなく
変わっていくことを楽しまなきゃ! と思えるように。
そこに固執することはなくなって、
変わったのならそれでいいや、
自分が変わればいいや、
それを楽しめばいいと思ったら楽になったんです。

パフオールインワン ¥15,400(商品詳細) 6/17(木)入荷予定,
その他本人私物

You only live once.
Relish the moment.
About Myself

いまではモデルだけでなく、
服のプロデュースや書籍の発売など、
さまざまなことに関わらせてもらっています。
直近では親しいスタッフと写真集を作り、
発売することになりました。
やりたいことがあれば自分から動く。
そうしたら賛同してくれる人たちがいて、
実現へつながるので。

仕事の日は、
毎回“最初で最後”だと思って取り組んでいるんです。
また仕事がもらえるとは限らないし、
今日油断すると次はないかもしれない。
次があると思うと
それが甘えになってしまうかもしれないから。

煮え切らなかった20代。
自分形成のために走ること、料理をすること、
少しでもやれそうなことをコツコツとはじめました。

ランニングを続けて11年、仕事をきっかけに
はじめたことですが現在も続いています。
月100kmと決めて走り、ルーティーンが好きだから
近所の公園をぐるりとまわるコース。
厳しくというよりはのんびりと時間を決めずに。
それが続けられるコツなのかもですね。

料理は、共働きだった父と母から
「自分のことは自分でやりなさい」という教えで、
小学校6年生からはじめました。
時間をかけないけど栄養があって、
見た目をきれいにするのを心がけています。

器へのこだわりは、
視覚からもおいしいものを食べたいという想いから。
忙しいときはワンプレートが多いんですが、
好きなお皿を使うことで
食事の時間が一段と楽しくなるんですよ。

フリンジノースリーブワンピース ¥15,400(商品詳細),
その他本人私物

Thought it was important to
keep at it every day.

春先にお家を引っ越したんです。
半分リノベーションして、家具も一新して。
前の家も気に入っていたのですが、
次のステージの基盤となる場所にしたいと思って。

整ったとはいえ、
ある程度の余白を残しておきたいので、
徐々に好きなものを買い足そうと思っています。
ひとりの時間も、
友達を呼んだ時間もとても居心地よく過ごしています。

いまの状況がよくなったら旅行がしたいですね。
パリへ買い付けに行きたくて。
自分が好きなヴィンテージ食器を集めた
お店を作りたいというのが目標です。

あと将来的には声を使った仕事をしてみたいですね。
ほら、わたしの声って特徴ありますし(笑)。
素敵な物語や名作を伝えていける
仕事ができたらなと思います。

高山 都

1982年生まれ。モデル、女優、
ラジオパーソナリティなど、幅広く活動。
趣味は料理とマラソン。
自身のInstagramでは「#みやれゴハン」として、
日々の食事を投稿している。

Photo_Nobuki Kawaharazaki
Hair & Make-up_Chika Suzuki[A.K.A.]
Text_Kozue Takenaka
Edit & Design_Rhino inc.