漆芸家
高橋悠眞Takahashi Yuma
私と自然(漆)の「折り合い」もしくは「堺」をテーマに、漆を塗り重ねることで現れる漆特有の現象や、普遍的な風景を表現しています。また器作品は使い手が触れることで完成させる仕掛けを意識して制作しております。 メインとなる変塗(かわりぬり)技法の歴史は江戸時代に始まり、武士たちが自分の刀の鞘に施すことで階級などを表した技法でした。また漆といえば黒と朱のイメージですが色漆を多彩に取り入れることで、現代の漆の新しい居場所を模索しています。