卒入園、お宮参り、七五三、学校行事、結婚式……

ーこの日は、なにを着ればいい?ー

きちんとした装いが必要な瞬間は、想像以上にやってくるから、
本当に欲しいセレモニー服を解釈して、
たどり着いたのが、“ベーシック”。

コーディネートの基盤となるベーシックなら、
どんな特別な日にも着回しが効く。
アクセサリーを飾れば、自分らしさも作れる。

そう、バビロン初となるセレモニー服は、
“飾れる、ベーシック”
ハレの日に新常識を与えるコレクションです。

SPECIAL THANKS

今回は、『Oggi』など女性ファッション誌やメディアで活躍し、上品で洗練された女性らしさが宿るスタイリングが人気のStylist川上さやかさん(1児のママ)と女性誌「LEE」をはじめ、ウェブ記事、書籍、企業のキャッチコピーまで幅広い執筆を手掛けるWriter高橋夏果さん(3児のママ)にStylingとWritingを手掛けて頂きました。

川上さやかさん
高橋夏果さん
入学式
ほどよい甘さで華やぐモノトーン
入園や入学式は、お祝いの気持ちを込めて、明るい色をコーディネートに取り入れるのもマナーのひとつと言われています。幼稚園や保育園などは、園によって子ども用のイスに座ることもあるため、動けるパンツがおすすめです。
白ジャケットは中に着るものを黒で繋ぐと甘すぎず、洗練度が高まります。フリルとシアーな素材のブラウスも、黒パンツで潔く甘さを引き算してあげることで、芯のあるコンサバティブな印象が纏えます。
結婚式
清潔感が保てる、ドレッシーな黒が正解!
招待状に服装指定がない限りは、肌見せとつま先の露出は避けたいところ。基本的に座っていることが多いので、シワになりにくくコースを食べても体型が気にならないシルエットを常に保てる装いを意識すると良さそう。
ブラックチュールの透け感が、黒に軽やかさを与えて、ちょうどいいドレッシー加減のワンピース。そこにボルドーのパテントシューズを合わせることで、足元のツヤ感が場に相応しい華やかさを添えてくれます。
  • SHEER DOCKING ONE PIECE
    ¥28,600
Jacket_¥37,400 One piece_¥28,600

Necklace_sample

Bag_shop only

Shoes_shop only

七五三
ドット柄ジャケットで表情を際立たせる
子どもたちのお着物と相性の良い華やかさのあるフォーマルコーディネートを考えると、家族写真も統一感が生まれるはず。まだお子さんが小さい場合はパンツで動きやすさ重視も賢い選択です。
白でまとめた顔まわりの華やかさを際立たせるために、柄物を1点だけ投入。ドットの黒から拾って小物やパンツも黒で統一しましたが、パンツの光沢感で質感の“華”も忘れず足してあげるとバランスが良いです。
  • COLLARLESS TWEED JACKET
    ¥33,000
  • BIG COLOR BLOUSE
    ¥19,800
習い事の発表会
ネイビーで、控えめな品に頼る
子どもの発表会は本人の緊張を解いたり、遠方から来てくれた祖父母の対応も考えると、落ち着いた品を服に頼っても良さそう。鑑賞するならスカートでも、役員なら動けるパンツだと当日もスムーズ。
ネイビーのブラウスは、女性らしい品を香らせてくれる一着。全体をアイラインでまとめると、きれいめが叶います。バッグは、グレーの延長線上であるシルバーで光沢を挿して特別感を出しました。
お宮参り
柔らかな素材で、自分にも優しく
産後1ヶ月以降に、神様に赤ちゃんの誕生と成長を祈願するお宮参り。産着とのバランスを考えて光沢のあるアイテムや、授乳を考えて前開きやセパレートなど自分軸で選ぶのが成功のカギ。
シアー感のあるタートルは、子どもへの肌あたりも産後の体にも優しいのがポイント。ジャケットの黒でぼやけがちな白の輪郭を出して、サテンのスカートでベビードレスとの質感を合わせれば完璧です。
  • COLLARLESS TWEED JACKET
    ¥33,000
卒業式
セットアップみたいなオールネイビー
卒業式は、入学式のような華やかな白でもない、黒でもないネイビーが安全。入学式に着回すことを前提とするならば、セットアップ買いをしておくと、単品使いで入学式にも回せて便利です。
セットアップで着ると重たく見えるネイビーは、素材違いで色をレイヤードさせるのがコツ。ジャケットとシャツのパイピングが同じ糸と色味なので、重軽のバランスと立体感をこの2着で表現できます。
  • COLLARLESS TWEED JACKET
    ¥33,000
  • BIG COLOR BLOUSE
    ¥19,800
授業参観
仕事と参観を両立する、きれいめ
授業参観は、“かしこまりすぎないきれいめ”が心地よい着地点。長くない時間だから、仕事に向かう人、家の用事に戻る人、その後の予定を加味してリラックスできるシルエットが良さそうです。
きちんと感があるけれど、堅苦しくないバランスを目指しました。ノーカラーからシャツの白を覗かせることで少し甘く、パンツもゆとりを持たせて、雰囲気とディテールに余白を作るのがコツです。
  • COLLARLESS TWEED JACKET
    ¥33,000
Jacket_¥33,000 Shirt_¥16,500 Pants_¥18,700

Necklace_sample

Bag_shop only

Shoes_shop only

  • 川上さやか (かわかみ さやか) 『Oggi』など女性ファッション誌やメディアで活躍。
    元会社員の経験を生かしたリアルなコーディネートの中に、上品で洗練された女性らしさが宿るスタイリングが人気。
    Instagram:@sk_120
  • 高橋夏果 (たかはし あやか) 女性誌「LEE」をはじめ、web記事、書籍、企業のキャッチコピーまで幅広い執筆を手掛ける。
    プライベートでは、7歳の女の子、5歳・0歳の男の子を育てる母。
    Instagram:@ayaka8880
Stylist:Sayaka Kawakami
Writer:Ayaka Takahashi